
『元彼の遺言状』ってどんな小説なんだろう?
と気になっている方へ。
この記事では、
を書いています。
『元彼の遺言状』の紹介
- 著者:新川帆立さん
- 出版社:宝島社
第19回『このミステリーがすごい!』大賞で『大賞』を受賞された作品です。
では早速、小説『元彼の遺言状』を読んでみて思ったことをあまりネタバレはしないように書こうと思います。
参考になれば幸いです。
小説『元彼の遺言状』がおすすめな方
- ミステリーが好きな方
- 相続って話が難しそうだな…と思っている方
- 活躍する女性が好きな方
小説『元彼の遺言状』のあらすじ
「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」奇妙な遺言状を残して、大手製薬会社の御曹司・森川栄治が亡くなった。学生時代に彼と三ヶ月だけ交際していた弁護士の剣持麗子は、犯人候補に名乗り出た栄治の友人の代理人として、森川家主催の「犯人選考会」に参加することとなった。数百億円ともいわれる遺産の分け前を獲得すべく、麗子は自らの依頼人を犯人に仕立て上げようと奔走する。
引用元:宝島社
\試し読み・ご購入はコチラ/
小説『元彼の遺言状』の感想
私が小説『元彼の遺言状』を読んでみて印象に残ったことは、
- 前代未聞の遺言状
- 気が強すぎる?主人公
- 文章が読みやすい
の3つです。
前代未聞の遺言状
一番のこの作品の見どころはこの前代未聞の遺言状です。
あらすじにもありますが、自分を殺した犯人に莫大な遺産を渡すというありえない遺言状によって巻き起こる色んな騒動。
「絶対何か裏がある!」と思わずにはいられない内容。
そんなありえないような遺言状の秘密が明らかにされたときの、伏線が回収される快感がミステリーの醍醐味ですよね。

前代未聞の遺言状の秘密が一番の見どころです。
気が強すぎる?主人
とにかく主人公の気の強さが強烈でした。
主人公は女性の弁護士なんですけど、冒頭から衝撃!
とにかく気が強いし、「どんだけお金が一番なの!?」というぐらいお金の話。
最初から度肝を抜かれました。
というのが、現在付き合っている彼氏とのやりとりなんですけど、現実に起こるこの場面だと普通ここまでコテンパンに言われることはありえないと思うんですよ。
そんな主人公が、「この遺言状に関わることになってどうなっていくのか?」というところが読んでいて気になっていくポイントでした。
文章が読みやすい
読んでいて読みやすい文章の小説でした。
遺産がテーマだと、法律関係のこととかの難しい単語や言い回しがたくさん出てくるイメージがあったのですが、そこまで難しなく、他の小説と比べて比較的スラスラと読めた気がしました。
私は理解しながら読んでいきたいので分からない言葉が出てくるとその意味を調べたりしながら読みます。
すると知らない言葉や言い回しが多いとどうしても時間がかかってしまいスムーズに読みにくくなってしまうんです。
それが少ないだけでも読みやすいです。。
どうしても遺産の話なので難しい言葉が出てきますが、それを考えてもこの作品では読みやすい文章だったと感じました。
\試し読み・ご購入はコチラ/
また、続編の『倒産続きの彼女』、第三弾『剣持麗子のワンナイト推理』も読んだ感想を書いているのであわせて読んでみてもらえると嬉しいです。
- 続編『倒産続きの彼女』
- 第三弾『剣持麗子のワンナイト推理』
この作品のほかにも、『2021年に読んだ小説』を一覧で紹介しているので、ぜひ見てみてください。
\読書好きな方におすすめ/
『Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)』
書籍、雑誌、漫画など200万冊以上が読み放題。
初めての方なら30日間の無料体験あり!
様々な本との出会いにおすすめです。
小説『元彼の遺言状』を読んだ感想のまとめ
今回の記事では、
- 小説『元彼の遺言状』がおすすめな方
- 小説『元彼の遺言状』のあらすじ
- 小説『元彼の遺言状』の感想
を書きました。
なんといっても、前代未聞の遺言状をめぐる騒動はどんな結末を迎えるのか?が見どころの小説です。
そしてここまで気が強い?であろう女性主人公も珍しいと思います。
気になっている方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか?
\読書時間がとれない方におすすめ/
Amazonオーディオブック『Audible』
月額1,500円でビジネス書、小説など
12万作品以上が聞き放題。
初めての方なら30日間の無料体験期間あり!
家事や通勤時でも耳で聴いて読書できるので、
主婦の方やビジネスマンの方におすすめです。
ちなみに電子書籍なら冒頭部分を、
- 自分に合ってるかな?
- ちょっと読んでみようかな?
と無料で試し読みができるのでおすすめです。
またAmazonの『kindle本』をよく読んでいらっしゃる方は、無料で読み上げてもらう方法もあります。
その方法は、Amazonの『Alexa(アレクサ)アプリ』の『kindle本』読み上げ機能です。
実際に『Alexa(アレクサ)アプリ』に読み上げてもらった感想も書いているので、読んでみてください。