『六人の嘘つきな大学生』(浅倉秋成さん)読んだ感想!【ネタバレ注意】

小説『六人の噓つきな大学生』アイキャッチ読書

『六人の嘘つきな大学生』ってどんな小説なんだろう?

と気になっている方へ。

この記事では、

を書いています。

『六人の嘘つきな大学生』の紹介

  • 著者:浅倉秋成さん
  • 出版:角川書店

『2022年本屋大賞』で『第5位』にランクインされた作品です。

では早速、小説『六人の嘘つきな大学生』を読んでみて思ったことあまりネタバレはしないように書こうと思います。

参考になれば幸いです。

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小説『六人の嘘つきな大学生』がおすすめな方

グッド

私の勝手な想像ですが、

  • 就活生の方
  • 就活を体験された方
  • 伏線がある作品が好きな方

このような方におすすめの小説ではないかと思います。

小説『六人の嘘つきな大学生』のあらすじ

話し合う6人

ここにいる六人全員、とんでもないクズだった。

成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ月後までにチームを作り上げ、ディスカッションをするというものだった。全員で内定を
得るため、波多野祥吾は五人の学生と交流を深めていくが、本番直前に課題の変更が通達される。それは、「六人の中から一人の内定者を決める」こと。仲間だったはずの六人は、ひとつの席を奪い合うライバルになった。内定を賭けた議論が進む中、六通の封筒が発見される。個人名が書かれた封筒を空けると「●●は人殺し」だという告発文が入っていた。彼ら六人の嘘と罪とは。そして「犯人」の目的とは――。

『教室が、ひとりになるまで』でミステリ界の話題をさらった浅倉秋成が仕掛ける、究極の心理戦。

引用元:版元ドットコム

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小説『六人の嘘つきな大学生』の感想

キャラクターと吹き出し

私が小説『六人の嘘つきな大学生』を読んでみて印象に残ったことは、

  • 何度も前のページを読み返した伏線
  • 常に疑う展開
  • 就活って大変

の3つです。

何度も前のページを読み返した伏線

読んでいる最中、何度も前のページを読み返しました。

というのも次から次へと伏線回収があって、しかもその伏線が回収されるたびに「えっ、どういうこと?」と思うことの連続だったんです。

ふとした瞬間の文章に伏線が隠されてあって、伝わりにくいかもしれませんが、イメージ的には『ガチガチに固められた伏線』って感じでした。

「あ~、あそこの文章がここで効いてくるんだ~」とかではなく、「あれ?多分あそこの場面でのことなんだろうけど、どれだったっけ?」みたいな。

えんちょう
えんちょう

それぐらい色んな伏線があって、回収されるたびに前のページを読み返した作品でした。

常に疑う展開

読んでいて常に疑っていました。

『伏線がすごいらしい』という前情報と、帯の『すべての伏線を見破れ。』の言葉で、「かなり伏線があるんだろう」と思っていたということもあります。

こんなキャッチコピーが書かれていると「絶対見破ろう!」と思うじゃないですか?

実際読み始めてみると、ホントに怪しいとこばかりで、色々展開予想するんですけど、予想するたびに何度もひっくり返されての繰り返し。

えんちょう
えんちょう

そんなこともあり、終始疑いっぱなしの展開でした。

就活って大変

読んでいて就活って大変なんだなと思いました。

私はリクルートスーツをバシッと着て挑むような就活をしたことが無かったので、余計に大変に感じたのかもしれません。

体験したことが無かったことなので、感情移入できる面は少なかったかもしれませんが、現在社会で働いているたくさんの方々が、こんなに大変な思いをして壁を乗り越えて働かれていると思うと、尊敬の思いが込み上げてきました。

もし自分が作中の出来事に遭遇したとしたら、どんな行動をとっていたか。

そう考える方もこの『六人の嘘つきな大学生』を読まれる方のなかにはいらっしゃるのではないでしょうか?

えんちょう
えんちょう

そして実際に就活を経験された方は共感することもあるのではないかと思います。

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小説『六人の嘘つきな大学生』を読んだ感想のまとめ

今回の記事では、

  • 小説『六人の嘘つきな大学生』がおすすめな方
  • 小説『六人の嘘つきな大学生』の紹介とあらすじ、主な登場人物
  • 小説『六人の嘘つきな大学生』の感想

を書きました。

『伏線』がホントにあちこちに散りばめられていて、読んだ後の驚きと疲労感みたいなものが一気に込み上げてきた小説です。

最初から最後まで疑いっぱなしで、こんなに予想が当たらないってビックリしました。

気になっている方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか?

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このブログでは野菜作り・小説の感想など自由気ままに書いています。
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