
『ハヤブサ消防団』ってどんな小説なんだろう?
と気になっている方へ。
この記事では、
を書いています。
『ハヤブサ消防団』の紹介
- 著者:池井戸潤さん
- 出版:集英社
では早速、小説『ハヤブサ消防団』を読んでみて思ったことをあまりネタバレはしないように書こうと思います。
参考になれば幸いです。
小説『ハヤブサ消防団』がおすすめな方
- ミステリーが好きな方
- 田舎暮らしに興味がある方
- 池井戸潤さんの作品は難しそうと思っている方
小説『ハヤブサ消防団』のあらすじ
東京での暮らしに見切りをつけ、亡き父の故郷であるハヤブサ地区に移り住んだミステリ作家の三馬太郎。地元の人の誘いで居酒屋を訪れた太郎は、消防団に勧誘される。迷った末に入団を決意した太郎だったが、やがてのどかな集落でひそかに進行していた事件の存在を知る───。連続放火事件に隠された真実とは?
引用元:版元ドットコム
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小説『ハヤブサ消防団』の感想
私が小説『ハヤブサ消防団』を読んでみて印象に残ったことは、
- 企業や銀行がテーマではなく田舎が舞台のミステリー
- 事件だけではなく日常も感じられる描写
- 誰が味方で、誰が敵なのか?
の3つです。
企業や銀行がテーマではなく田舎が舞台のミステリー
『ハヤブサ消防団』は、のどかな田舎の町が舞台のミステリー作品です。
作者の池井戸潤さんといえば、銀行や企業をテーマに作品を書かれているのイメージがある作家さん。
たとえば『半沢直樹』では銀行を、『下町ロケットなど』では企業をテーマで書かれていて、ほかの作品も同様のテーマのイメージがあります。
そんな池井戸潤さんが、ミステリー作品を書かれるだけでも新鮮なのに、さらに田舎の町が舞台ということはより一層、新鮮感が増して感じる気がしますよね。
普段、池井戸さんの作品は難しそうで、なかなか手が伸びないという方でも『ハヤブサ消防団』は難しい専門用語もあまり出てこないので読みやすいのではないかなと思いました。
事件だけではなく日常も感じられる描写
事件の流れだけではなく、日常描写も印象に残りました。
ミステリーといえば事件が発生して、真相を追っていくのは当然の流れですが、そのなかでも『日常』が感じられる場面が多く感じて、田舎の町の普段の光景を目に思い浮かべながら読んでいました。
主人公でミステリー作家の三馬太郎が消防団に所属することになるところから始まり、消防団でのイベントや地区の中でもお役が回ってきたり、近所の居酒屋での町の人たちとの関わり・情報収集。
このような描写が普段の自分たちの生活とそこまで変わらない親近感といいますか、生活を感じ、事件の真相に迫っていく道程のなかでの『日常』が強く印象に残りました。
誰が味方で、誰が敵なのか?
ミステリーの部分でいうと誰が犯人で味方かわからないところも、読んでいて面白かったところです。
とにかく登場人物たちに怪しい要素が多いんですよね。
移住してきた若い女性や宗教団体、謎の影、老婆、和尚、さらに町長まで。
あまり書いてしまうとなたバレになってしまうので書けませんが、放火事件の真相に迫っていくほど、「この人は主人公の敵なのか味方なのか?」と読んでいて疑っている状態でした。
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小説『ハヤブサ消防団』を読んだ感想のまとめ
今回の記事では、
- 小説『ハヤブサ消防団』がおすすめな方
- 小説『ハヤブサ消防団』のあらすじ
- 小説『ハヤブサ消防団』の感想
を書きました。
池井戸さんの銀行や企業がテーマとは一味違った作品で、難しい言葉もそんなに出てこなかったので読みやすかったです。
田舎の町の放火事件が、ただの放火事件では終わらないところも、どんな結末になるのか気になって読みごたえがありました。
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