『同志少女よ、敵を撃て』(逢坂冬馬さん)読んだ感想!【ネタバレ注意】

小説『同志少女よ、敵を撃て』アイキャッチ読書

『同志少女よ、敵を撃て』ってどんな小説なんだろう?

と気になっている方へ。

この記事では、

を書いています。

『同志少女よ、敵を撃て』の紹介

  • 著者:逢坂冬馬さん
  • 出版社:早川書房

逢坂冬馬さんのデビュー作品で、

  • 第11回アガサ・クリスティー賞
  • 2022年本屋大賞

などを受賞されています。

では早速、小説『同志少女よ、敵を撃て』を読んでみて思ったことあまりネタバレはしないように書こうと思います。

参考になれば幸いです。

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小説『同志少女よ、敵を撃て』がおすすめな方

グッド

私の勝手な想像ですが、

  • 成長物語が好きな方
  • リアルな描写の作品が好きな方
  • チームで行動する作品が好きな方

このような方におすすめの小説ではないかと思います。

小説『同志少女よ、敵を撃て』のあらすじ

雪の並木道

1942年、独ソ戦のさなか、モスクワ近郊の村に住む狩りの名手セラフィマの暮らしは、ドイツ軍の襲撃により突如奪われる。母を殺され、復讐を誓った彼女は、女性狙撃小隊の一員となりスターリングラードの前線へ──。

引用元:版元ドットコム

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小説『同志少女よ、敵を撃て』の感想

雪

私が小説『同志少女よ、敵を撃て』を読んでみて印象に残ったことは、

  • もっと早く読んでいればどう感じたのだろう?
  • 少女たちの成長
  • リアルに感じた描写

の3つです。

もっと早く読んでいればどう感じたのだろう?

読んでいる最中、そして読み終わった後、『もっと早く読んでいれば、どのようにこの物語を感じたんだろう?』と正直思いました。

というのもこの作品が刊行されたのは2021年

私がこの作品を読んだ2022年、世の中の情勢を連日目にしている状況でこの作品を読むのと、それより前に読むのとではかなり受ける印象が変わるのでは?と感じたんですよね。

もっと純粋に物語を読むことができたのかなと。

物語の舞台を身近に感じすぎるというか、今まで歴史の一部分でしか触れたことのないことが現実に起きていて、しかも舞台がピンポイントでもあるので余計にそう思いました。

そういったことで、もしもっと早く読んでいたらどのように物語を感じたのだろう?と感じたことが印象に残りました。

少女たちの成長

物語は少女・セラフィマを中心に同じような境遇で集められた少女たちの成長が描かれていました。

何気ない日常を過ごしてきた彼女たちは、

  • なぜ狙撃手となったのか?
  • どんな心境で日々過ごしているか?

など技術的な成長だけではなく、内面の部分の描写も印象的。

身近に感じたり別世界の人物に感じたり、物語が進むにつれて同じ人物でも場面の描写によっていろんな面を感じながら読んでいました。

リアルに感じた描写

読んでいて描写が思っていたよりもリアルに感じて驚いたんですよね。

軽い気持ちで読んだ自分も悪いんですが結構生々しいというか、もしかすると苦手に感じる方もいらっしゃるのではないかな?と感じる場面もありました。

私も生々しい描写はあまり得意なほうではないのでしんどいところも…。

もし苦手な方が読まれるときは注意が必要かもしれません。

私自身は読み進めていくと、生々しいところだけではなく、全体的に舞台背景など細かいところまでかなりリアルに描かれていると感じ、リアルな描写が好きな方にはおすすめではないかなと思いました。

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小説『同志少女よ、敵を撃て』を読んだ感想のまとめ

今回の記事では、

  • 小説『同志少女よ、敵を撃て』がおすすめな方
  • 小説『同志少女よ、敵を撃て』のあらすじ
  • 小説『同志少女よ、敵を撃て』の感想

を書きました。

2022年初頭からの世の中の情勢のこともあり、いろいろ考えさせられる作品を読んだと思ったのが読み終わったときの正直な感想です。

しかし読んでいる物語自体は主人公たちの成長や、物語がどんな結末を迎えるのかも気になる展開。

私自身は、いつのまにか物語の雰囲気に巻き込まれていて、普段小説を読む時よりは時間はかかりましたが最後まで読み切ることができました。

気になっている方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか?

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