
『シャイロックの子供たち』ってどんな小説なんだろう?
と気になっている方へ。
この記事では、
を書いています。
『シャイロックの子供たち』の紹介
- 著者:池井戸潤さん
- 出版:文春文庫
映画化、ドラマ化もされた作品です。
では早速、小説『シャイロックの子供たち』を読んでみて思ったことをあまりネタバレはしないように書こうと思います。
参考になれば幸いです。
小説『シャイロックの子供たち』がおすすめな方
- 池井戸潤さんの作品が好きな方
- 人間ドラマが好きな方
- ミステリが好きな方
小説『シャイロックの子供たち』のあらすじ
ある町の銀行の支店で起こった、現金紛失事件。
女子行員に疑いがかかるが、別の男が失踪……!?
たたき上げの誇り、家族への思い……
事件の裏に透ける行員たちの葛藤。引用元:版元ドットコム
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小説『シャイロックの子供たち』の感想
私が小説『シャイロックの子供たち』を読んでみて印象に残ったことは、
- 消えた現金の謎
- 登場人物たちの境遇
- 推理がなかなか当たらない
の3つです。
消えた現金の謎
章ごとで、銀行員一人ひとりの物語かと思いきや、銀行内で百万円の束の現金が消えたことによって、物語に謎が生まれます。
その謎を巡って、それぞれの登場人物の背景や立場など、様々なことが描かれながら徐々に謎に迫っていく展開がミステリのようで面白かったです。
一体誰が犯人で、なぜ現金が消えてしまったのか、また謎にはどんな背景があるのか、考えるところがたくさん。
銀行が舞台で理解するのが難しいところはありましたが、先が気になる展開の作品でした。
登場人物たちそれぞれの境遇
登場人物たち、それぞれの境遇も見どころでした。
複数の章で構成されているのですが、章によって主で描かれている人物が違ってたりするんですよね。
銀行の窓口係だったり、営業だったり、副支店長だったりと立場も置かれている境遇も様々。
次の章はどんな人が描かれるんだろうと気になるところでもありますし、時には感情移入しながら物語を楽しんでいました。
推理がなかなか当たらない
消えた百万円の謎ということで、ミステリのようでもあったので、やはり犯人探しと言いますか、謎解き推理をしながら読んでいました。
しかし、これがなかなか当たらないんですよね(笑)
登場人物たちが見ようによっては怪しく見えます。
それぞれの境遇を考えると誰がやってもおかしくはないですし、かといって読んでいると謎には関わってなさそうでもあるしみたいな感じで、のらりくらりと予想を躱されているような感覚。
結局推理は当たらず、結末を迎えてしまいました。
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小説『シャイロックの子供たち』を読んだ感想のまとめ
今回の記事では、
- 小説『シャイロックの子供たち』がおすすめな方
- 小説『シャイロックの子供たち』のあらすじ
- 小説『シャイロックの子供たち』の感想
を書きました。
この記事を書いている時点では、映画もドラマも観れていないのですが、映画はどうやら原作とは少し違うようなので、観てみたいと思っています。
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