
『方舟』ってどんな小説なんだろう?
と気になっている方へ。
この記事では、
を書いています。
『方舟』の紹介
- 著者:夕木春央さん
- 出版社:講談社
では早速、小説『方舟』を読んでみて思ったことをあまりネタバレはしないように書こうと思います。
参考になれば幸いです。
小説『方舟』がおすすめな方
- どんでん返しが好きな方
- 衝撃がある作品が好きな方
- ミステリーが好きな方
小説『方舟』のあらすじ
9人のうち、死んでもいいのは、ーー死ぬべきなのは誰か?
大学時代の友達と従兄と一緒に山奥の地下建築を訪れた柊一は、偶然出会った三人家族とともに地下建築の中で夜を越すことになった。
翌日の明け方、地震が発生し、扉が岩でふさがれた。さらに地盤に異変が起き、水が流入しはじめた。いずれ地下建築は水没する。
そんな矢先に殺人が起こった。
だれか一人を犠牲にすれば脱出できる。生贄には、その犯人がなるべきだ。ーー犯人以外の全員が、そう思った。タイムリミットまでおよそ1週間。それまでに、僕らは殺人犯を見つけなければならない。
引用元:版元ドットコム
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小説『方舟』の感想
私が小説『方舟』を読んでみて印象に残ったことは、
- 描かれる極限状態
- あれ?意外に普通のミステリー?
- とにかくヤバい!
の3つです。
描かれる極限状態
まずなんといっても登場人物たちの置かれている極限状態が印象的です。
謎の廃墟に閉じ込められるうえに水没の危機、しかもタイムリミットもあって、さらに殺人が起きてしまうという精神がおかしくなってしまうような状況。
偶然の出来事もあるけど、想像しようにも考えられない極限状態で怖いぐらいでした。
まず普通に生きていればありえないと思う設定ですが、想像すると恐怖でしかない状況が強烈に印象的に残ります。
あれ?意外に普通のミステリー?
読んでいると、「あれ?意外に普通のミステリー?」という感じだったんですよね。
たしかに描かれている状況は普通ではないですけれど、帯やあらすじに書かれているほどの驚きを感じる展開ではなかったんですよね。
こんなに帯に数々の作家の方々がコメントしているのにこんな感じの展開なの?と思わず思いながらページをめくっていました。
ところが・・・
普通の印象を受けた展開がひっくり返る瞬間が訪れた時、そこからがこの作品の本領発揮!
ぜひ衝撃の展開が訪れるまで読んでほしいと思います。
とにかくヤバい!
ついに訪れたどんでん返しがとにかくヤバかったです。(語彙力なくてゴメンナサイ!)
ほかの言葉を探そうにも「とにかくヤバい」しか出てこなかったです。
本当に普通の感じ?からの一変が、背筋が凍る感じで、ゾクゾクッときました。
何書いてもネタバレになりそうで怖いんですが、読み終わったらもう放心状態。
こんな衝撃はなかなか味わえない。
誰かに話したくなること必至だと思います。
でも言えないもどかしさ。
それくらい衝撃がヤバかった作品なので、ぜひ気になっている方はご自身の目で体験していただきたいと思った作品でした。
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小説『方舟』を読んだ感想のまとめ
今回の記事では、
- 小説『方舟』がおすすめな方
- 小説『方舟』のあらすじ
- 小説『方舟』の感想
を書きました。
そんなに多くの作品を読んだわけではありませんが、この記事を書いている段階では、2022年に読んだ作品の中で一番の衝撃でした。
本当に純粋にどんでん返しを楽しんでいただきたいと思った作品です。
気になっている方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか?
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