『密室黄金時代の殺人 雪の館と六つのトリック』(鴨崎暖炉さん)読んだ感想!【ネタバレ注意】

小説『密室黄金時代の殺人 雪の館と六つのトリック』アイキャッチ読書

『密室黄金時代の殺人 雪の館と六つのトリック』ってどんな小説なんだろう?

と気になっている方へ。

この記事では、

を書いています。

『密室黄金時代の殺人 雪の館と六つのトリック』の紹介

  • 著者:鴨崎暖炉さん
  • 出版社:宝島社

2022年第20回『このミステリーがすごい!』大賞で『文庫グランプリ』を受賞された作品です。

では早速、小説『密室黄金時代の殺人 雪の館と六つのトリック』を読んでみて思ったことあまりネタバレはしないように書こうと思います。

参考になれば幸いです。

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小説『密室黄金時代の殺人 雪の館と六つのトリック』がおすすめな方

グッド

私の勝手な想像ですが、

  • クローズドサークルが好きな方
  • 色んなトリックを楽しみたい方
  • 読みやすいミステリーをお探しの方

このような方におすすめの小説ではないかと思います。

小説『密室黄金時代の殺人 雪の館と六つのトリック』のあらすじ

雪の並木道

「密室の不解証明は、現場の不在証明と同等の価値がある」との判例により、現場が密室である限りは無罪であることが担保された日本では、密室殺人事件が激増していた。
そんななか著名なミステリー作家が遺したホテル「雪白館」で、密室殺人が起きた。館に通じる唯一の橋が落とされ、孤立した状況で凶行が繰り返される。
現場はいずれも密室、死体の傍らには奇妙なトランプが残されていて――。

引用元:版元ドットコム

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小説『密室黄金時代の殺人 雪の館と六つのトリック』の感想

青空と雪

私が小説『密室黄金時代の殺人 雪の館と六つのトリック』を読んでみて印象に残ったことは、

  • 密室事件の詰め合わせのお得感!
  • クスッと笑える登場人物たちのやりとりが面白い
  • 読みやすいミステリーだった

の3つです。

密室事件の詰め合わせのお得感!

なんといっても密室事件の詰め合わせのような作品でした。

タイトルで『六つのトリック』とあるように、一つの作品の中でたくさんの密室事件が発生します。

私の感覚では一つの作品の中で密室ってあっても、一つや二つぐらいだと思うんですよね。

それが六つも楽しめるなんて!

「これだけ密室事件が続くと飽きるのでは?」とも思ったのですが、全然飽きることなく、逆に「次はどんな密室が描かれるのか?」気になって読んでいました。

様々なトリックが楽しめたので、すごくお得感がありましたので、密室事件が好きな方にはたまらない作品なのではないかと思います。

クスッと笑える登場人物たちのやりとりが面白い

クスッと笑える登場人物たちのやり取りも面白かったです。

個人的にはミステリーって、事件が起こる前は結構和気あいあいとしていることってあると思うんですが、事件が起こってしまうと雰囲気が一変して暗くなると思うんですよね。

でも主人公の心の声のツッコミや、登場人物たちの掛け合いが面白くて、クスッと笑いながら読んでいました。

明るい雰囲気というわけではないんですが、チーンといった沈んだ雰囲気でもなく、明と暗の絶妙な匙加減が読みやすい雰囲気だったのではないかと思います。

読みやすいミステリーだった

個人的にはすごく読みやすいミステリー作品だったと感じています。

先ほども書きましたが、クスッと笑えるところがあったのはもちろんですが、本題のミステリーの様々な密室トリックが描かれている部分は解説図があったり、推理文も理解しやすかったです。

私自身はこのようなミステリー作品は、冒頭の館の見取り図などは何回も見返しながら理解していくことが多いのですが、この作品ではそこまで見返すこともなく、頭の中でイメージできながら読んでいました。

なので私の感覚にはなってしまいますが、読みやすいミステリー作品の部類に入るのではないかと感じます。

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小説『密室黄金時代の殺人 雪の館と六つのトリック』を読んだ感想のまとめ

今回の記事では、

  • 小説『密室黄金時代の殺人 雪の館と六つのトリック』がおすすめな方
  • 小説『密室黄金時代の殺人 雪の館と六つのトリック』のあらすじ
  • 小説『密室黄金時代の殺人 雪の館と六つのトリック』の感想

を書きました。

読み終わって、こんなに密室事件が描かれているのに最後まで飽きないのはすごいなと思います。

さすがに六つも一つの作品の中で密室事件が描かれていると疲れてきません?

その飽きずに最後まで楽しめて、さらに読みやすいというのがこの作品の魅力なのではないかと感じました。

気になっている方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか?

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